テレアポ代行を検討するとき、最も分かりにくいのが料金と成果の関係です。1コールごとに支払う会社、月額で一定の稼働を依頼する会社、アポイント獲得時だけ支払う会社があり、同じ金額でも任せられる範囲が異なります。アポイントの定義も、担当者との会話、資料送付、Web商談の設定、実際の商談実施では価値が違います。
結論からいうと、テレアポ代行の費用は、架電対象の難易度、リスト件数、再コール回数、成果条件、商材理解に必要な準備、レポートの深さによって決まります。発注時は単価だけでなく、何を成果とみなすか、対象外のアポイントをどう扱うか、キャンセル時に課金されるか、商談結果を次の架電へ反映するかを明文化する必要があります。
本記事では、テレアポ代行の費用相場、料金体系、依頼できる業務、成果条件、費用を左右する要因、公式料金を掲載する会社の比較、費用対効果、会社の選び方を解説します。料金とサービス内容は2026年9月28日に各社公式サイトで確認し、公開料金と要問い合わせを区別しています。
テレアポ代行の費用相場と予算の考え方

費用相場は一つの数字で判断せず、コール単価、成果単価、初期費用、社内の商談工数を分けて確認します。
テレアポ代行の料金は、大きくコール課金、固定報酬、成果報酬、複合型に分かれます。公開料金の例では、テレアポ職人が初期費用49,500円(税込)、1件440円(税込)を掲載しています。完全成果報酬は株式会社完全成果報酬がアポイント1件15,000円から、アイランド・ブレインが商談1件20,000円(税別)を掲載しています。料金だけを見ると成果報酬が分かりやすく見えますが、成果条件と対象商材によって総額が変わります。
コール課金では、架電したリスト件数またはコール回数に応じて費用が発生します。アポイントが取れなくても費用は発生しますが、受付突破率、担当者接続率、断り理由など、市場の反応を広く収集できます。新しい商材の仮説検証や、アポイントだけでなく見込み客情報を残したい場合に向きます。
固定報酬では、月額または一定期間のプロジェクト費用を支払います。架電担当者の稼働時間、チーム人数、会議、レポートなどが契約対象です。アポイント数が保証されるとは限りませんが、ターゲットやトークを継続的に改善しやすく、インサイドセールスの仕組みを作りたい企業に向きます。
成果報酬では、合意した成果が発生したときに費用を支払います。固定費を抑えやすい一方、難しい商材や狭いターゲットでは単価が高くなることがあります。成果件数を増やすだけでは自社に合わない商談が混ざる可能性があるため、企業規模、業種、部署、役職、課題、導入時期などを条件へ入れます。
複合型は、コール費と成果報酬、初期費用と成果報酬などを組み合わせます。KPS B2Bは公式サイトで最大2回までのリスト架電を1件130円(税別)、アポイント達成時に1件2,000円(税別)と掲載しています。河合商事は基本料金、成果報酬、初期費用を組み合わせる料金体系を掲載しています。各費用がどの時点で発生するかを確認してください。
予算を作るときは、初期費用、架電費、成果報酬、リスト費、オプション、社内工数に分けます。初期費用には打ち合わせ、トークスクリプト、システム登録、テストコールが含まれることがあります。オプションには録音、詳細レポート、定例会、キーマン情報、提案書、追加リストなどがあります。
社内工数も重要です。アポイントを獲得しても、自社営業が早く連絡できなければ商談実施率は下がります。日程調整、事前調査、商談、提案、結果入力に必要な時間を見積もり、受け入れられる月間件数を設定します。月30件のアポイントを購入しても、営業が10件しか対応できなければ費用を無駄にします。
費用相場は、最終的に受注粗利と比較します。アポイント単価だけでなく、商談実施率、提案化率、受注率を掛け合わせて顧客獲得単価を試算します。たとえばアポイント単価2万円、商談実施率80%、受注率10%なら、単純計算では1受注に必要なアポイント費は25万円です。実際には初期費、リスト費、営業工数も加えます。
料金体系の違いと向いているケース

自社に合う料金体系は、件数の多さではなく、検証したい内容と損失を許容できる範囲で決めます。
コール課金は、一定数へ均等に架電し、反応を把握したい場合に向きます。成果報酬の対象になりにくい新商品や、担当部署の確認、ニーズ調査にも使えます。ただし、同じ企業への再コールを何回まで含むか、不通や番号違いを課金対象にするかを確認します。
リスト課金では、1社に対する一連の架電を一件として扱うことがあります。一方、コール課金では電話をかけるたびに費用が発生する場合があります。「一件」という表現だけでは比較できないため、一社へ三回かけた場合の料金例を見積書に記載してもらいます。
固定報酬は、ターゲット、スクリプト、リスト、オペレーター教育を継続的に改善する場合に向きます。月間の架電数だけでなく、専任・兼任、稼働時間、チーム構成、改善会議、レポートを確認します。固定報酬でも、システム、通話、リスト、成果報酬が別料金になることがあります。
成果報酬は、アポイントという成果を明確に定義でき、商談を受け入れる余力がある企業に向きます。費用を件数と結びつけやすい反面、難易度の高いターゲットでは受託されない、または単価が上がることがあります。最低発注件数や月間受け入れ件数が設定されることもあります。
成果報酬には、資料送付、担当者接続、日程確定、商談実施、訪問完了など複数の着地点があります。資料送付1件と決裁者との商談1件を同じ単価で比べてはいけません。自社の営業プロセスで、次の段階へ進む価値がある成果を選びます。
複合型は、代行会社が最低限の運営費を確保しながら、成果への動機も持てる方式です。コール費があるから悪い、成果報酬だから安心とは限りません。架電件数、アポイント件数、商談の質、改善活動を同時に評価します。
短期テストでは、対象を一業界、一役職、一訴求に絞り、100件から500件程度など合意した母数で反応を見ます。複数の条件を同時に変えると、何が効いたか分かりません。テスト後に継続、条件変更、停止を判断できる契約にします。
長期運用では、同じリストを消費し続けないよう、対象市場の規模と更新方法を確認します。担当者の異動、企業統合、休廃業、既存顧客、過去接触を除外し、顧客データを保全します。架電数だけを追う契約では、対象企業の枯渇を見落とすことがあります。
| 料金体系 | 課金の単位 | 向いているケース | 主な確認点 |
|---|---|---|---|
| コール課金 | 架電回数、リスト件数 | 広く市場反応を確認したい | 不通、再コール、番号違いの扱い |
| 固定報酬 | 月、期間、稼働時間 | 継続改善と仕組み化を進めたい | 稼働、担当体制、会議、追加費用 |
| 成果報酬 | アポイント、商談実施 | 成果条件を明確に定義できる | 対象企業、役職、キャンセル、除外条件 |
| 複合型 | コール費+成果報酬など | 量と成果を両方管理したい | 各費用の発生時点、上限、総額 |
依頼できる業務範囲と開始前の準備

架電だけを切り出さず、ターゲット、リスト、トーク、報告、商談連携まで役割を決めます。
テレアポ代行へ依頼できる業務は、戦略設計、リスト作成、スクリプト作成、架電、日程調整、結果記録、改善提案に分かれます。会社によって架電だけを行う場合と、営業戦略やインサイドセールス運用まで支援する場合があります。見積もりでは各工程の担当者を明記します。
ターゲット設計では、業種、従業員規模、地域、部署、役職、利用中のサービス、想定課題を決めます。「中小企業」のように広すぎる定義では、オペレーターが会話を調整できません。受注顧客と失注顧客を分析し、対象外の条件も決めます。
リストは自社提供、代行会社作成、外部データ購入があります。自社提供なら、既存顧客、商談中、配信停止、クレーム履歴を除外します。代行会社作成なら、情報源、更新日、項目、重複排除、納品後の利用権を確認します。個人の携帯番号など、取得経路が不明な情報を利用しません。
スクリプトは、受付、担当者接続、導入、質問、価値提案、反論対応、日程調整を含みます。文章を読むだけの台本ではなく、相手の回答に応じて分岐できる構造にします。禁止表現、約束してはいけない条件、価格回答、個人情報の扱いも記載します。
テストコールでは、最初から大量架電せず、少数へ連絡して反応を確認します。受付で止まるなら部署名や目的を改善し、担当者が断るなら課題仮説と価値提案を見直します。録音を利用する場合は、法令、契約、利用目的、保存期間を確認します。
架電結果は、単なる「不在」「拒否」だけでなく、接続部署、担当者、時期、利用状況、課題、断り理由、次回連絡時期を記録します。ただし、必要以上の個人情報を収集しません。自社のCRMやSFAへ連携する項目と入力期限を決めます。
アポイント獲得後は、カレンダー招待、事前情報、商談担当への通知を行います。誰がリマインドし、キャンセル時に再調整するかを決めます。相手へ伝えた内容と自社営業の認識が違うと、商談の信頼を損ないます。
開始前に用意する情報は、商材、対象顧客、導入事例、価格、競合との違い、商談可能な時間、成果条件、除外リストです。よくある質問と回答、避けるべき表現も提供します。秘密情報は必要最小限にし、安全な共有方法を決めます。
成果条件とアポイント品質の定義

「アポイント1件」を、企業、相手、課題、日程、実施条件まで分解して契約します。
成果報酬で最も重要なのは成果の定義です。日程が入っただけで課金するのか、実際に商談が行われた時点で課金するのかにより、キャンセルのリスク負担が変わります。見積書と契約書で、課金時点を具体的に示します。
対象企業の条件には、業種、規模、地域、事業内容、除外業種を入れます。対象外企業とのアポイントが成果になると、営業担当者の時間を失います。企業データが境界にある場合の判定方法も決めます。
相手の条件には、部署、役職、決裁関与、担当領域を入れます。必ず決裁者との面談を求めると単価と難易度が上がります。情報収集をする担当者や現場責任者にも価値がある商材なら、対象範囲を広げられます。
課題・関心の条件では、単に「話を聞く」と回答しただけでなく、何に関心があるかを確認します。ただし、短い電話で詳細なニーズを確定させるのは難しいため、テレアポで確認する項目と商談で確認する項目を分けます。
日程条件では、日時、所要時間、オンライン・訪問、参加者を決めます。仮日程、担当者への伝言、資料送付だけをアポイントに含めるかを明記します。日程変更と無断欠席の扱いも必要です。
キャンセル条件では、相手都合、自社都合、代行会社の説明不備を分けます。キャンセル保証や振り替えがある場合は、申告期限、証拠、再設定期間を確認します。商談担当者が連絡を忘れた場合まで代行会社へ負担させないようにします。
重複条件では、既存顧客、過去商談、他施策からの問い合わせ、別の代行会社が獲得した企業をどう扱うか決めます。企業単位、部署単位、担当者単位のどこで重複判定するかも重要です。CRMと依頼リストを照合します。
品質は件数だけでなく、対象企業率、担当者接続率、商談実施率、営業受入率、提案化率で確認します。代行会社はアポイント獲得まで、自社は商談以降を担当しますが、両者の境界で情報を返す仕組みを作ります。
低品質なアポイントが続く場合、オペレーターだけを責めず、対象、訴求、成果条件、商談対応を見直します。自社が「無料相談」と伝えながら商談で強く販売すると、次のアポイントの評判にも影響します。説明と実態を一致させます。
費用を左右する主な要因

単価差は、商材価格よりも、対象者へつながる難しさと成果条件の厳しさから生まれます。
第一の要因は、ターゲットの狭さです。全国の店舗へ連絡する案件と、特定業界の大企業で特定役職へ連絡する案件では、接続難度が異なります。対象企業が少ない場合、リスト調査と再コールの比重が増えます。
第二の要因は、商材の説明難度です。短い説明で価値が伝わるサービスと、技術、法務、業務プロセスを理解しないと提案できないサービスでは、研修時間が違います。専門担当者へのエスカレーションを用意すると、誤説明を防げます。
第三の要因は、成果条件です。資料送付、担当者接続、Web商談、決裁者面談、商談実施の順に、一般に達成難度が上がります。厳しい条件を設定すれば質は上がりやすいものの、単価と獲得期間も増える可能性があります。
第四の要因は、リスト品質です。古い番号、代表番号だけ、重複、対象外が多いリストでは、架電効率が下がります。代行会社がリストを作る場合は費用が増えますが、対象精度の改善で総コストが下がることがあります。
第五の要因は、再コール回数と時間帯です。不在先へ何度連絡するか、早朝・夕方に対応するかで稼働が変わります。つながりやすい時間帯は業界や役職で異なります。相手の迷惑にならない頻度と時間を決めます。
第六の要因は、オペレーター体制です。専任、兼任、正社員、業務委託、在宅などの違いがあります。雇用形態だけで品質は決まりませんが、教育、監督、録音評価、情報管理、担当交代時の引き継ぎを確認します。
第七の要因は、レポートと改善です。件数表だけなら工数は小さいですが、通話内容の分類、録音レビュー、週次会議、ABテスト、CRM連携まで求めると費用が増えます。改善を依頼するなら、何件ごとに何を見直すかを決めます。
第八の要因は、契約期間と最低発注量です。短期間・少量では初期準備費を回収しにくいため、単価が高くなることがあります。最低件数、月間上限、翌月繰越、途中停止、契約更新を確認します。
テレアポ代行会社の料金・サービス比較

公式料金は課金単位と成果地点をそろえて読み、非公開部分は同じ条件で見積もりを取ります。
以下は2026年9月28日に各社公式サイトで確認した情報です。掲載順は優劣を示しません。料金、受託条件、最低件数、サービス内容は変更される可能性があります。契約前に公式ページと見積書で最新情報を確認してください。
| 会社・サービス | 公式掲載の料金 | 料金体系・特徴 | 確認ポイント | 公式URL |
|---|---|---|---|---|
| テレアポ職人 | 初期費用49,500円、1件440円。いずれも税込 | リスト件数に応じた課金。アポ成果報酬は発生しないと掲載 | 不在時の再コール、初期費用に含む内容 | https://www.telapo.com/service/ |
| 株式会社完全成果報酬 | アポイント1件15,000円から。初期・月額は一部を除き無料と掲載 | 成果報酬。レポートやリストなどのオプション料金も掲載 | 成果定義、オプション、最低条件 | https://www.kanzenseika.jp/service/appointer.html |
| アイランド・ブレイン | 商談1件20,000円(税別) | BtoB専門の成果報酬。固定月額なしと掲載 | 商談提供条件、訪問・商談完了の扱い | https://www.islandbrain.co.jp/price/ |
| エッジコネクション | 成果報酬15,000円から/件(税込16,500円から) | BtoB向け成果報酬。月間10件以上受け入れ可能な企業向けとの条件あり | アポ率による単価、受け入れ件数 | https://edge-connection.co.jp/lp_telappointment/ |
| ディグロス「アポプロ」 | 新規アプローチ10,000円〜35,000円/件 | 成果報酬。リスト提供の場合はリスト作成費が発生する旨を掲載 | 単価決定条件、リスト費、成果条件 | https://dgloss.co.jp/apopro/ |
| KPS B2B | 1リスト130円(税別)+アポ1件2,000円(税別) | 最大2回までの架電と成果報酬を組み合わせる複合型 | 対象リスト、再架電、アポ条件 | https://kps-post.co.jp/ |
| aworthz | 初期費用0円、商談アポ1件10,000円から(税別) | 成果報酬。月間10件からと掲載 | 案件難易度による単価、キャンセル保証条件 | https://www.aworthz.com/ |
テレアポ職人は、初期費用とリスト件数による料金例を公式サイトへ掲載しています。成果が出ても追加の成果報酬は発生しないと明記されています。市場の反応を広く収集したい場合は、結果項目とレポート内容を確認してください。
株式会社完全成果報酬、アイランド・ブレイン、エッジコネクション、ディグロス、aworthzは、成果報酬の料金または範囲を公式ページへ掲載しています。ただし、「アポイント」「商談アポ」「訪問」の定義、最低件数、対象商材、単価決定条件は異なります。数字だけを横並びにしないでください。
KPS B2Bはリスト架電単価とアポイント達成インセンティブを組み合わせた料金を掲載しています。複合型を成果報酬型とだけ呼ぶと総額を誤解するため、架電対象数と想定アポイント数を入れて試算します。
相見積もりでは、同じ対象リスト、成果条件、期間、再コール、レポート、キャンセル条件を提示します。代行会社が独自に条件を変える場合は、その理由を確認します。料金非公開の業務を相場から推測せず、書面で見積もりを取得してください。
会社の規模や実績社数だけでなく、実際の担当者、教育、品質管理、情報管理を確認します。事例のアポイント率は、商材、対象、時期、成果定義が異なれば再現できません。自社条件で小規模テストを行います。
KPIと費用対効果の測り方

架電数とアポイント率だけでなく、商談実施、提案、受注、粗利まで一つの流れで測ります。
テレアポの基本KPIは、リスト数、架電数、接続数、担当者接続数、アポイント数です。架電率、接続率、担当者接続率、アポイント率を計算すると、どこで止まっているかが分かります。受付で止まる場合と、担当者へつながって断られる場合では改善策が異なります。
品質KPIは、対象企業率、対象役職率、商談実施率、営業受入率です。アポイント数が多くても、対象外やキャンセルが多ければ価値は下がります。営業担当者が「良い・悪い」だけを返さず、対象、課題、時期、次回行動を記録します。
商談以降は、提案化率、案件化率、受注率、平均受注単価、営業期間を確認します。テレアポ代行会社が直接管理しない指標でも、自社から結果を返すことでターゲットとトークを改善できます。個人情報は契約した範囲で共有します。
コール単価は、総架電費を架電数で割ります。アポイント単価は、テレアポ関連費を有効なアポイント数で割ります。商談単価は商談実施数、顧客獲得単価は受注数で割ります。初期費、リスト費、固定費、オプション、社内営業工数を含めるかを統一します。
損益分岐は粗利で考えます。顧客獲得単価が初回売上より高くても、継続粗利が大きい事業なら合理的な場合があります。一方、受注後の原価と解約を無視すると投資判断を誤ります。平均粗利と継続期間を確認します。
短期テストでは、アポイント率だけで勝敗を決めません。対象企業の反応、断り理由、適切な部署、時期、競合利用など、次の施策に使える学びを評価します。最低限の母数を確保し、偶然の一件で結論を出さないようにします。
レポートでは、目標との差、原因の仮説、次に変える項目、担当者、期限を記載します。一度に対象とトークとオファーを変えると効果が分かりません。検証する変数を一つから二つに絞ります。
自社の商談対応も改善対象です。連絡が遅い、事前情報を読まない、テレアポで伝えた内容と違う提案をする場合、商談実施率と受注率が下がります。代行会社だけを評価せず、獲得後のSLAを定めます。
代行会社の選び方と契約前チェック

安い単価ではなく、成果条件、担当体制、改善方法、データ返却、契約終了後まで確認します。
まず、自社の目的を決めます。短期に商談を増やす、休眠顧客を掘り起こす、新市場を検証する、営業担当を商談へ集中させるでは、選ぶ会社と料金体系が異なります。目的に合わないKPIを代行会社へ求めないことが大切です。
次に、類似案件の経験を確認します。同じ業界というだけでなく、対象企業規模、役職、商材単価、営業期間、成果条件が近いかを見ます。事例では母数、期間、アポイントの定義、他施策の影響を質問します。
担当体制では、プロジェクト責任者、スクリプト設計者、オペレーター、品質管理者を確認します。専任か兼任か、教育期間、録音評価、担当交代、再委託を聞きます。営業担当者だけでなく、実際に運用する責任者と面談してください。
提案内容では、ターゲット仮説、スクリプト、テスト件数、改善サイクルを確認します。自社の依頼文を言い換えただけで、誰へ何を聞くか不明な提案は比較しにくい状態です。サンプルレポートと結果項目を見せてもらいます。
情報管理では、リストの受け渡し、アクセス権限、通話録音、個人情報、保存場所、削除、事故時の連絡を確認します。契約終了時にリスト、架電結果、スクリプト、学びを返却できるようにします。顧客データを別案件へ使わないことも契約へ入れます。
契約では、単価、最低件数、上限、初期費、追加費、成果条件、重複、キャンセル、返金、期間、更新、途中解約を確認します。アポイント数の保証がある場合は、達成しないときの対応を確認します。成果を過度に約束する表現には注意します。
テストでは、少数のリストで品質を見ます。電話の印象、記録の具体性、報告の速さ、改善提案、自社営業との連携を確認します。アポイント率が低くても、適切な対象へ誠実に連絡し、有用な情報が残る会社は継続価値があります。
最終評価は、課題理解、料金、成果条件、担当体制、品質管理、改善、情報管理、契約で採点します。価格だけで決めると、低品質な商談と営業工数が増える可能性があります。12カ月の総額と受注粗利で判断してください。
よくある質問
テレアポ代行の費用はいくらですか?
料金体系によって異なります。公開例では、コール・リスト課金に1件440円(税込)、成果報酬にアポイント1件10,000円から35,000円、商談1件20,000円(税別)などがあります。ただし、初期費、最低件数、成果定義が違うため、単価だけで比較せず同じ条件で見積もりを取ってください。
成果報酬なら固定報酬より安全ですか?
必ずしも安全とは限りません。成果発生時だけ支払える利点がありますが、対象外の商談やキャンセルが成果に含まれると費用対効果が下がります。成果条件、重複、課金時点、振り替えを契約へ記載します。
アポイント率はどのくらいを目標にすべきですか?
商材、対象、リスト、成果条件で変わるため、一律の数字を保証できません。過去実績がある場合は自社の基準値を使い、ない場合は小規模テストで接続率と断り理由を確認します。率だけでなく商談実施率と受注率も評価してください。
リストは自社で用意した方がよいですか?
既存顧客や展示会名刺など、利用目的と管理が明確なリストがあれば活用できます。新規市場では代行会社のリスト作成が役立つ場合があります。情報源、更新日、重複、除外、利用権を確認してください。
どのくらいの期間で判断できますか?
数日だけでは曜日や担当者不在の影響が大きくなります。合意した母数へ複数回連絡し、接続、担当者反応、商談品質を確認します。短期テストの終了条件を契約前に決め、継続時は30日単位などで改善します。
キャンセルされたアポイントにも費用はかかりますか?
会社と契約条件によって異なります。日程設定時に課金する場合、商談実施時に課金する場合、一定条件で振り替える場合があります。キャンセル理由、申告期限、再設定、無断欠席を明文化してください。
テレアポ代行へ任せれば営業担当は不要ですか?
不要にはなりません。代行会社が商談機会を作っても、事前調査、商談、提案、追客、受注は自社が担うことが一般的です。商談を受け入れる人数と対応期限を決め、結果を代行会社へ返します。
まとめ
テレアポ代行の費用は、コール課金、固定報酬、成果報酬、複合型で異なります。単価だけでなく、初期費用、リスト、再コール、レポート、商談後の社内工数を含めて総額を比較してください。
成果報酬を選ぶときは、「アポイント」の定義が最重要です。対象企業、部署、役職、課題、日程、商談実施、キャンセル、重複を契約へ記載します。件数だけを増やすのではなく、商談実施率、提案化率、受注率まで追います。
代行会社比較では、公式料金と要問い合わせを区別し、同じ対象リストと成果条件で見積もりを取ります。担当体制、教育、品質管理、改善方法、情報管理、契約終了時のデータ返却も確認してください。
最初から大規模に発注せず、一業界、一役職、一訴求でテストする方法が現実的です。市場の反応と断り理由を学び、自社の商談結果を返しながら対象とトークを改善します。テレアポを単なる件数購入ではなく、顧客理解と営業プロセス改善の仕組みとして運用することが成果につながります。
営業の達人に相談する

テレアポ代行を利用しても商談や受注につながらない場合、代行会社の問題だけでなく、ターゲット、訴求、成果条件、商談対応が分断されている可能性があります。
営業の達人では、現在の営業プロセスと数字を確認し、外注する範囲、成果条件、受け入れ体制を整理します。テレアポの件数を増やすだけでなく、商談から受注までの費用対効果を改善したい企業はご相談ください。
参考・出典
以下の公式情報を2026年9月28日に確認しました。料金、最低件数、成果条件、サービス内容は変更される可能性があります。契約前に各公式ページで最新情報を確認してください。
- テレアポ職人「テレアポ代行サービス」 https://www.telapo.com/service/
- 株式会社完全成果報酬「完全成果アポインター」 https://www.kanzenseika.jp/service/appointer.html
- アイランド・ブレイン「成果報酬型料金体系」 https://www.islandbrain.co.jp/price/
- エッジコネクション「テレアポ代行サービス」 https://edge-connection.co.jp/lp_telappointment/
- ディグロス「アポプロ」 https://dgloss.co.jp/apopro/
- KPS B2B「テレアポ代行サービス」 https://kps-post.co.jp/
- aworthz「完全成果報酬型テレアポ代行」 https://www.aworthz.com/
- 河合商事「テレアポ代行サービス」 https://kawai-shoji.com/tellapo-service/
- NetReal+「電話営業代行・テレアポ代行」 https://plus.netreal.jp/svc_tel.html


